
アボダートとは?通販で購入可能なデュタステリド薬(ザガーロ)
アボダート(Avodart)は、グラクソ・スミスクライン(GSK)社が製造している前立腺肥大症治療薬。日本では、大鵬薬品からアボルブという名称で販売されています。
2016年に発売されたザガーロはアボダートと同じデュタステリド配合の薄毛治療薬。
前立腺肥大症治療薬のアボダート(アボルブ)が男性型脱毛症(AGA)治療薬として承認された製品がザガーロということになります。
ザガーロの製造メーカーはアボダートと同じGSK社。デュタステリドの成分量も同じ0.5mgです。アボダートはザガーロのジェネリックというわけではなく、治療目的の違う同一成分の薬です。

ザガーロは日本製の医薬品のため海外から個人輸入(並行輸入)できません。通販でデュタステリド薬を入手したい場合はアボダートを購入することになります。
ザガーロやアボルブを病院で処方してもらうと1ヶ月分で10,000円前後しますが、アボダートの個人輸入なら3,000円以下と激安価格。診察料も不要で多くの通販サイトでは送料無料です。
最安値で購入できる通販サイトと体験レビュー
このページでは、アボダート(ザガーロ)の効果を説明した後に、通販サイトの価格比較を掲載しています。毎日価格を調査しているので、最安値で個人輸入できるサイトを探すのに参考にして下さいね(^^)
本日4月26日のアボダート(デュタステリド5mg)の最安値は、オオサカ堂・JISAの3箱90錠セット8,493円です(1錠あたり94円)。
フィンペシア(錠) | 価格 | 価格(1錠当り) |
---|---|---|
1箱30錠 | ¥3,351 | ¥112 |
2箱60錠 | ¥5,929 | ¥99 |
3箱90錠 | ¥8,493 | ¥94 |
詳しくは、このページの下の『アボダートの価格比較』を見て下さい。他の通販サイトの価格一覧と販売ページへのリンクを掲載しています。
アボダートを実際に飲んだ体験談も最後に書いているので、是非読んでいって下さいね!
アボダートの効果 - 1型・2型の5α還元酵素をブロック
テストステロンに5α還元酵素という物質が作用するとジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛根に働きかけると薄毛(AGA)になります。
5α還元酵素には1型と2型があり、プロペシアやフィンペシアの主成分であるフィナステリドは2型の5α-還元酵素のみをブロックすることで薄毛の進行を止める効果があります。
一方で、アボダートの主成分であるデュタステリドは1型と2型の5α-還元酵素の両方をブロックすることから、より大きな効果が期待されるので、アボダートを育毛のために服用している人もいます。
最近の研究結果から、1型・2型両方をブロックした方が発毛効果があることが分かってきたので、デュタステリドは今注目の育毛成分です。
下の図はフィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の発毛効果を比較した臨床試験の結果です。
出典:https://www.healthgsk.jp/products-info/zagallo/clin-safety.html
グラフから分かるように、ザガーロ0.5mg>ザガーロ0.1mg>フィナステリド1mgの順に効果は大きくなりました(「プラセボ」とは効果のない偽薬を投与することです)。
フィナステリド1mgというのはプロペシアの標準的な1日の摂取量。その1/10のデュタステリドでもフィナステリドより発毛効果が高いという衝撃の結果です。
プロペシアでイマイチ効果を実感できなかった人でも、アボダート(ザガーロ)なら効果があるかもしれないですね(*^_^*)
また2006年の研究では、フィナステリド5mgよりデュタステリド0.5mgの方が効果が高いと報告されています。
アボダートの副作用はプロペシアと同程度だと考えられます。ザガーロの臨床試験では、フィナステリドとザガーロの副作用の発症頻度は同じくらいと報告されています。
アボダートとザガーロ比較 - 効果や価格に違いはある?

2016年にGSK社からザガーロというデュタステリド育毛剤が販売されました。アボダートはザガーロと同じデュタステリド薬なので同様の効果が期待できます。
ザガーロは個人輸入通販では現在購入できないので、ザガーロの代わりとしてアボダートを購入する方も多いとのこと。
ザガーロは1錠当たりのデュタステリド成分量が0.5mgと0.1mgの製品がありますが、アボダートは0.5mgの製品のみの販売になります。
デュタステリド0.1mgだとプロペシアと効果に大差はないので、アボダートのように0.5mgを服用する人が多いようです。
ザガーロ0.5mgの価格は1ヶ月分30錠で10,000円ほどなのに対して、アボダートは1/3程度の激安価格。コスパで選ぶなら圧倒的にアボダートの個人輸入がおすすめですね(*^^*)
アボダートとザガーロの違いを簡単にまとめたので参考にしてください。
アボダート | ザガーロ | |
---|---|---|
価格(30錠) | ¥2,831 | ¥10,000前後 |
製薬会社 | GSK | GSK |
デュタステリド成分量 | 0.5mg | 0.1mg・0.5mg |
※アボダート(アボルブ)の価格はオオサカ堂・JISAでまとめ買いした時の1箱30錠の価格です。ザガーロの価格は診察料・初診料などを含めていません。
アボダートの飲み方・服用方法
本来の目的である前立腺肥大症の治療薬として使用する場合のアボダート服用量は1日1カプセル0.5mgですが、薄毛の育毛剤として使用する場合の服用量についてはメーカーにより定められた量は発表されていません。
そのため、個人輸入で購入した人によって服用量は異なるようです。
通販ショップには1日1から5カプセルなどと記載されていることもありますが、それだと服用量に差がありすぎですよね^^;
日本で承認されたデュタステリド育毛剤ザガーロの服用方法は、0.1mgか0.5mgを1日1錠となっています。アボダートは1錠0.5mgですので、通常は1日1錠で十分だと考えられます。
アボダートはプロペシアのような錠剤タイプではなく、カプセルの中に液体が入っています。そのため、カッターで分割して服用するのは難しくなっています。

ザガーロの標準的な服用量の0.5mgを服用するならアボダートで何の問題もありません。GSK社の臨床試験では、デュタステリド0.1mgと0.5mg服用で副作用に違いはないとのことです。
どうしてもアボダートの1日当たりの服用量を少なくした場合は、2日に1度に減薬するという方法があります。デュタステリドの半減期(体内に薬の成分が残る期間)はフィナステリドよりも長いので、あえて毎日飲まない方もいます。
アボダートの通販での購入

通販で個人輸入する場合は、最安値で1錠100円程度です。アボダートのジェネリック医薬品にはデュタスがありまが、こちらの方が値段は安くなっています。プロペシアとそのジェネリックであるフィンペシアのような関係ですね。
ジェネリックに不安なら、まずはアボダートで試してみて、効果がありそうならデュタスに移行するなど検討してみてもいいかもしれません。
やはりジェネリックでない先発医薬品は安心感があるという理由で、アボダートを使っている人も多いです。
何より製薬メーカーのGSKは世界的な製薬会社なので、インド製ジェネリックとは信頼性に大きな違いがあります。
アボダートでも1ヶ月のコストは3,000円以下なのでザガーロと比べれば十分激安と言えますね(^o^)
アボダート1箱30錠入りで、まとめ買いするほど1箱当たりの価格は安くなります。厳しい輸入制限は特にないようで、3箱セット(90錠)まで販売している通販サイトが多いです。
3箱以上購入する場合は、3箱セットか2箱セットを複数購入するのがおすすめです(^o^)
薬事法による規制のため、アボダートの効果や詳細については説明を控えさせて頂きます。通販サイトの商品ページなどでご確認下さい。
アボダートの価格比較 更新日:2018-04-26
30錠単位 0.5mg
※オオサカ堂・JISAで、まとめ買いすると1セットごとに2ドル割引(運営会社は同じです)
通販ページ | 30錠 | 60錠 | 90錠 | ポイント | クレジット決済 | 発送国 |
---|---|---|---|---|---|---|
オオサカ堂 | ¥3,351 | ¥5,929 | ¥8,493 | ○ | ○ | SG |
JISA | ¥3,351 | ¥5,929 | ¥8,493 | ○ | ○ | SG |
デコサポ | ¥3,696 | ¥6,423 | ¥9,201 | ○ | × | SG |
ベストケンコー | ¥4,179 | ○ | ○ | |||
TrendyWorld | ¥4,190 | ○ | × | SG | ||
くろぐろ本舗 | ¥4,400 | ¥7,300 | ¥10,200 | × | ○ | |
KAIGAI-DRUG | ¥5,900 | ¥9,500 | ¥13,500 | × | ○ | |
E-TEN | ¥6,100 | ¥9,800 | ¥13,500 | ○ | ○ |
JISA(オオサカ堂)で購入したアボダートのレビュー

当サイトの管理人は、5年以上に渡ってプロペシア・フィンペシアなどのフィナステリドを服用してきました。
幸いにもフィナステリドが効く体質で薄毛はだいぶ改善し、つむじは満足できる水準まで回復。ただ、生え際(M字ライン)の後退は防ぐことが難しいのか、最近は前髪のセットが以前より上手くできなくなってきました。
そこで、フィナステリドより効果の強いデュタステリドを試すためアボダートを購入することに。
デュタスなどのジェネリックでも良かったのですが、初めての使用で不安だったので先発医薬品のアボダートにしました。
購入したのは個人輸入代行JISA。個人輸入最大手のオオサカ堂と同じ系列のサイトで、アボダートの発送方法や値段は全く同じです。

どちらも15年以上運営している老舗サイトなので偽物のアボダートが届く心配はありません。私はプロペシアやフィンペシアをオオサカ堂かJISAで購入していて長年効果を実感しているので信頼しています。
私がアボダートを購入した時は最安値で販売していました。為替相場によってアボダートの価格は変わるので、最新の価格はこのページの通販価格比較まとめを参考にして下さいね。
JISAの方がサイトがシンプルで見やすいので最近はよく利用しています。購入者レビューを見るならオオサカ堂ですね。アボダートのレビューが150件以上あるので非常に参考になりますよ(*^_^*)
JISA(オオサカ堂)から届いたのはトルコ市場向けの製品

JISAで購入したシンガポール発送のアボダートはで10日ほどで到着。
パッケージを見ると、「Avodart 0.5mg 30 Yumuşak Kapsül」と書かれています。これは「アボダート0.5mg ソフトカプセル30錠」という意味。トルコ語のようですね。
グラクソ・スミスクライン(GSK)社がトルコ市場向けに販売しているアボダートで製造国はポーランドです。ヨーロッパ圏では薬の製造国と販売国が異なることが多いです。
GSKのトルコ法人のホームページを見たところ、アボダートの商品ページがあったので間違いなく正規品が流通しています(詳細を見るには医師として登録する必要があります)。

アボダートの錠剤は下の写真のように、黄色いカプセルに灰色の文字で「GX CE2」と記載されています。「GX CE2」というのは薬の識別コードで、日本で販売されているアボダート(製品名はアボルブ)と同一です。

私が購入したアボダートの識別コードの文字色は灰色ですが、以前は赤色だったようです。アボルブも赤色ですね。
2chや海外の掲示板を調べると、2015年頃からトルコ製アボダートのデザインが変わったようです。ネットで検索したアボダートの写真と購入した製品の文字色が異なっても偽物の心配を必要はありません。
オオサカ堂系列以外の通販サイトの商品写真を見ると、同じくトルコ製のアボダートを販売しているようですね。
アボダートは本当に育毛効果があった?
私はアボダートを3箱90錠購入して3ヶ月間飲んでみました。
アボダートの飲み方は1日1錠(0.5mg)、ザガーロ0.5mgと同じ服用方法です。飲み忘れがないよう夕食後に服用しました。フィナステリドは1日1mg服用していたので、デュタステリド0.1mgでは少なすぎると判断しました。
カプセルが少し大きいので、多めの水と一緒に飲むのがおすすめです。
デュタステリドの効果をしっかりと見るため、それまで服用していたフィナステリドは一旦ストップしてアボダートのみに切り替えです。
私が実感したアボダートの効果は以下の3点。
- 頭皮の脂が少なくなった
- 朝のセットが決まりやすくなった
- 生え際は少し回復?
アボダート使用後2ヶ月目頃から髪がベトつきにくくなり、頭皮の脂が少し減ったように感じました。夜寝てる時の皮脂が減ったおかげか、翌朝の髪のセットがとても楽に(*´∀`*)
脂ぎった髪だとセットがなかなか決まらないですよね?頭皮の脂が減ったことで朝シャンなどが必要なくなりました。
デュタステリドは5αリダクターゼの1型と2型の両方をブロックする働きがあり、1型5αリダクターゼは皮脂腺に多く存在していることが分かっています。
私は1型の分泌も多いタイプのようで、デュタステリドで皮脂の分泌が抑えられたようです。2型しかブロックしないフィナステリドでは実感できなかった効果ですね。

肝心のアボダートの生え際への効果については、産毛が少し濃くなったように感じられます。そのためか、前髪を立ち上げる髪型のセットが決まりやすくなりました。
ただ、まだ3ヶ月しか使用していないので、ちゃんと効果がでるには時間が必要だと思います。
フィナステリドでも効果がでるまで半年間はかかりますからね・・・
育毛に時間がかかるのは仕方ないことです(´・ω・`)
副作用や耐性は?
アボダートを服用して、EDなどの副作用は特に感じませんでした。
臨床データを見ても副作用の発症頻度はフィナステリドと大差ないので、既に長期間フィナステリドを服用している私の場合問題ないようでした。
私はフィナステリドを5年間以上服用していて、薄毛が回復した状態を維持できています。プロペシアの長期服用のデータを見ると、1~3年後の効果のピーク後も維持できている人が多いようです。
アボダート(デュタステリド)の耐性や長期服用のデータはまだ報告されていません。
薬の耐性が気になる人は、休薬日をつくったり、フィナステリドと交互に服用したりすることが多いですね。私も週2日ぐらいフィナステリド1mgを服用する日にしようかと検討しています。
アボダートへ切り替えたことのデメリットは現状ないので、今後も様子を見ながら使用していく予定です。
ネットの口コミを見ると、アボダートの効果に満足している人も多いので(オオサカ堂のレビューでは5点中4.5点)、フィナステリドで満足な結果が得られなかった人は試してみる価値があるかもしれませんね(^^)
私はアボダートで生え際の回復にチャレンジしてみます!