ミノキシジルは『発毛』を可能にする

ミノキシジルは主に髪の毛を発毛させる効果があります。

では何故、ミノキシジルには発毛効果があるのかというと実は現在でもはっきりと分かっていません。しかしながら、2つほど仮説が提唱されています。

  1. 頭皮の血流を促進し、豊富な栄養が毛根に届くため
  2. 成長因子が分泌されることにより血管新生が起こるため

毛根にある毛乳頭という組織は、毛細血管から栄養や酸素を受け取って毛母細胞の活動を促しています。この毛母細胞が分裂・増殖することによって私達の髪の毛は太く長く成長します。

そのため、ミノキシジルは血管拡張作用により毛根に豊富な栄養を届け発毛を促進すると考えられていました。

しかし近年になって、VEGF(血管内皮増殖因子)KGF(角化細胞増殖因子)という成長因子がミノキシジルの発毛効果の作用機序に大きく関わっているのではないかという専門家もいます。

成長因子(グロースファクター)とは細胞増殖因子とも呼ばれ、その名の通り細胞を増殖や分裂を活性化するタンパク質のことです。

この成長因子の働きによって、血管の修復や新生が起こり、毛母細胞を活性化させ、成長が止まって薄毛になった部分の髪の毛を発毛させるという考えです。

頭皮の血流を改善させる他の育毛成分だけではミノキシジルのような発毛効果がないことから、現在では成長因子が大きな役割を果たしているという仮説が有力になっています。

他の仮説も提唱されているようで、ミノキシジル作用機序は未だに謎な部分がありますが、いずれにせよ薄毛男性の強力な味方であることは間違いないようです。

ミノキシジルとプロペシアとの違いは?

プロペシアの効果は男性ホルモンの悪影響を抑えることで脱毛を防ぐことにあります。

つまり、積極的に発毛に関与するというよりは、髪の毛が抜けずに正常に成長するのをサポートをする防御系の役割をします。

一方でミノキシジルは発毛を促す攻撃系の薬といえるでしょう。

育毛には両者のうちどちらが重要かということはなく、両方使用することが最も効果的です。パンチばかりを打つボクサーも、ガードしてばかりのボクサーもチャンピオンにはなれません。

試合に勝つためには、両方をこなせるのがベストです。もちろん、どちらかから使用してみてとりあえず効果をみてみるのもいいでしょう。

また、プロペシアと同様に効果が現れるにはしばらく時間が必要ですので、最低3ヶ月~半年は使用することが推奨されています。

ミノキシジルは生え際に効く?

薄毛の治療の中でも、生え際や前頭部の復活は難しいといわれています。プロペシアも生え際にも効果があるとされていますが、頭頂部ほどの著しい改善はなかなか困難なようです。

しかし、ミノキシジルの濃度が高い育毛剤や、錠剤として飲むミノキシジル(ミノキシジルタブレット)の場合は、比較的生え際の改善の報告が多いようです。

5%濃度のミノキシジルなどで生え際が改善しない場合は、ポラリスなどの高濃度のミノキシジルや錠剤としてミノキシジルタブレットを検討してみてください。

ただし、ミノキシジルタブレットは効果の分だけ副作用も大きいため、まずはポラリスなどの塗るタイプのミノキシジル育毛剤を使う人が多いです。

ミノキシジルタブレットは本当に最終手段だと考えて下さい。

ミノキシジルについて以下のページも参考にしてくださいね。
ミノキシジルによる育毛の仕組み
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルの使用方法
ミノキシジル育毛剤の比較