キノリンイエロー(Quinoline Yellow)

キノリンイエロー

キノリンイエローの安全性について

キノリンイエローWS(Quinoline Yellow WS)とは添加物の一種で、食品や医薬品の着色料として主に使われています。黄色203号と呼ばれることもあります。

タール色素というものに分類され、日本では医薬品や化粧品への使用が厚生労働省より認められています。ただし、食品への添加は安全性が完全には証明されていないので、現在のところ日本では添加することが禁じられています。

また、キノリンイエローは子供の運動や学習に問題を起こす可能性があると一部の研究で指摘されたため、イギリスでは食品添加物として使用することを自主規制するように政府がメーカーに勧告しています。

ヨーロッパ食品安全委員会(EFSA)も、キノリンイエローの1日の摂取量を10mg/kgから0.5mg/kgに制限しています。

食品と違って医薬品の場合は用法・容量が決まっており、1錠に含まれるキノリンイエローはごく微量なため、特に規制は設けられていません。

厚生労働省の『医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令』でも、黄色203号(別名キノリンイエローWS)と黄色204号(別名キノリンイエローSS)は医薬品に使用できるタール色素に指定されています。

厚労省の省令PDFファイル

キノリンイエローの発がん性

ネットでは、キノリンイエローを含んだ医薬品は発がん性があるので避けた方が良いといった意見がありますが、基本的にその心配はしなくても大丈夫だと考えられます。上記の厚労省の省令でも医薬品への添加は認可されています。

本やインターネットで調査してもキノリンイエローと癌を関連づけるような具体的な情報を見つけることができなかったので、日本の一部のネットでの噂だと考えて良さそうです。

タール色素の中にはアカネ色素のように発ガン性が認められた物質もあることから、同じくタール色素であるキノリンイエローについても悪い風評が立ったのではないかと思います。

フィンペシアに含まれるキノリンイエロー

なぜネットの一部でキノリンイエローと発がん性の関連が指摘されたかというと、それはプロペシアのジェネリック医薬品であるフィンペシアに着色料として使用されているからです。

フィンペシアには着色料として、酸化チタン(Titanium Dioxide)とキノリンイエローが使用されています。

なお、キノリンイエローが含まれているからといって錠剤が黄色というわけではなく、普通に見た感じでは白色です。

フィンペシアを分割してもキノリンイエローは分からない

ここまでに説明したように、発がん性について心配する必要性はなさそうですが、どうしても不安な場合はキノリンイエローが含まれていないフィナステリド医薬品も個人輸入で購入できます。

価格は高くなりますが、プロペシアにはキノリンイエローは含まれていません。フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品で価格が非常に安いというメリットがありますが、キノリンイエロー不使用の先発医薬品の方が安心できるという方もいるでしょう。

その他のジェネリックの製品では、「エフペシア」・「フィナロ」、「フィナバルド」などがあります。

エフペシアは、フィンペシアと同じインドのシプラ社が販売しているもので、フィンペシアからキノリンイエローを除去した商品です。梱包パッケージもロゴ以外ほとんど同じです。

フィンペシアとエフペシアの比較

アメリカやカナダなどでもフィンペシアは購入できますが、海外の掲示板を見てもキノリンイエロー含有のフィンペシアの安全性は特に問題になっていないので、気にしすぎる必要はないのかもしれませんね。

※追記 新タイプのフィンペシアはキノリンイエローフリーです

2014年より日本の個人輸入代行店で販売されているフィンペシアはキノリンイエローフリー(未使用)となっています。

キノリンイエロー未使用の新タイプフィンペシアと旧タイプの比較

現在、オオサカ堂やJISA、アイドラッグストアーなどの大手通販サイトで販売されているフィンペシアは新タイプのキノリンイエローを含有していない製品になりました。

そのため、エフペシアやフィナバルド、フィナロと価格に少し差があること以外は基本的に違いはなくなりました。キノリンイエローフリータイプのフィンペシアは、パッケージもリニューアルされ赤色から緑色ベースのものに変更されました。

新タイプのフィンペシアの添加物(着色料)
新タイプのフィンペシアの添加物にはキノリンイエローの記載なし

この写真は新タイプのフィンペシアの箱の商品説明欄です。オオサカ堂という個人輸入通販サイトで購入しました。

着色料に使用される添加物を表す「Colour」のところに注目してください。

添加物は酸化チタン(Titanium Dioxide)のみに変更されており、キノリンイエローは全く使用されていません。

そのため、旧タイプのフィンペシアで噂されていたような発がん性の心配をする必要がなくなりました。

フィンペシアと同じメーカーから発売された、キノリンイエロー不使用のエフペシアも販売停止になりました。他の商品に移行した人もフィンペシアをまた使い始めているようですね。

当サイトの管理人も一度はエフペシアに替えましたが、現在はフィンペシアに戻ってきました。当然ですが、効果は以前と変わらず育毛効果を実感していますよ(^^)

ネットの口コミや評判を見ても新タイプのフィンペシアで効果がないといった報告はないので、安心して購入して大丈夫でしょう!

>>新タイプのフィンペシアの詳細をみる(クリック)

オオサカ堂で購入した新タイプのフィンペシア
新タイプのフィンペシア(緑色パッケージ)